2009年05月15日
「ピカソとクレーの生きた時代展」行ってきた
兵庫県立美術館で開催されている
「20世紀のはじまり
ピカソとクレーの生きた時代展」に行ってきました。

ピカソ、クレーだけでなく
モダンアートの作品がたくさん出品されていて
思った以上のボリューム。
今回の展示は
ドイツのモダンアートの美術館の改装中にそのコレクションがやって来てるもので
系統立ててモダンアートの歴史の流れを辿れるようになっていて
とてもわかりやすい展示になってます。
(一つ一つに丁寧な解説がついてます)
思ってたよりも、
シュールレアリズムの作品がたくさんあって
見に来た人たちが 首をかしげながら
絵の前で留まってる姿が(もちろん私も)
ほほえましいかんじw
ま、私はシュールレアリズムの絵を題名と見比べてしばらく考えて
よくわからなければ、
とりあえず、性への何かだ・・・と納得させてるんですけど!
クレーの作品も27点も展示されていて、
というのも、クレーはドイツの作家だったんだけど、
ナチスによってスイスへ亡命することを余儀なくされ、
その時に作品も国外へ流出してしまったのを
また再び、国の宝として収集することが戦争責任を果たすことでもあるとの考え方から
クレーの作品たち100点あまりを収集し
この、改装中の美術館・デュッセルドルフのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館を設立したという歴史があるからなのです。
負の歴史に対してこういう美術側からのアプローチもあるのだと
深く考えさせられ 感動したのでした。
私がクレーを意識したのは
アメリカに住んでた友人のところを訪ねたときに
彼女が好きだって紹介してくれたことからで、
それまで、西洋美術でもメインカルチャー的なものを
楽しんでいたけれど
その旅は
そういう、クレーみたいな 雰囲気を感じさせる絵というものを知った旅でもあり、
その時に MOMAへ行ったりしたことが
モダンアートの私にとっての入り口であったなあと
今頃になって しみじみ思い返したりしながらクレーを見たのでした。
今見ても、いろあせない
新しい感性をもったクレーがドローイングでは
生き生きとした線を描いてるところが
面白くかったです。
写真は県立美術館にある
メールに絵が送れる!というサービスから クレーの絵を2枚

兵庫県立美術館・「20世紀のはじまりピカソとクレーの生きた時代展」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0904/index.html
「20世紀のはじまり
ピカソとクレーの生きた時代展」に行ってきました。
ピカソ、クレーだけでなく
モダンアートの作品がたくさん出品されていて
思った以上のボリューム。
今回の展示は
ドイツのモダンアートの美術館の改装中にそのコレクションがやって来てるもので
系統立ててモダンアートの歴史の流れを辿れるようになっていて
とてもわかりやすい展示になってます。
(一つ一つに丁寧な解説がついてます)
思ってたよりも、
シュールレアリズムの作品がたくさんあって
見に来た人たちが 首をかしげながら
絵の前で留まってる姿が(もちろん私も)
ほほえましいかんじw
ま、私はシュールレアリズムの絵を題名と見比べてしばらく考えて
よくわからなければ、
とりあえず、性への何かだ・・・と納得させてるんですけど!
クレーの作品も27点も展示されていて、
というのも、クレーはドイツの作家だったんだけど、
ナチスによってスイスへ亡命することを余儀なくされ、
その時に作品も国外へ流出してしまったのを
また再び、国の宝として収集することが戦争責任を果たすことでもあるとの考え方から
クレーの作品たち100点あまりを収集し
この、改装中の美術館・デュッセルドルフのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館を設立したという歴史があるからなのです。
負の歴史に対してこういう美術側からのアプローチもあるのだと
深く考えさせられ 感動したのでした。
私がクレーを意識したのは
アメリカに住んでた友人のところを訪ねたときに
彼女が好きだって紹介してくれたことからで、
それまで、西洋美術でもメインカルチャー的なものを
楽しんでいたけれど
その旅は
そういう、クレーみたいな 雰囲気を感じさせる絵というものを知った旅でもあり、
その時に MOMAへ行ったりしたことが
モダンアートの私にとっての入り口であったなあと
今頃になって しみじみ思い返したりしながらクレーを見たのでした。
今見ても、いろあせない
新しい感性をもったクレーがドローイングでは
生き生きとした線を描いてるところが
面白くかったです。
写真は県立美術館にある
メールに絵が送れる!というサービスから クレーの絵を2枚

兵庫県立美術館・「20世紀のはじまりピカソとクレーの生きた時代展」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0904/index.html
