2009年05月16日

常設展

美術館の

ビッグネームがやって来た! Ya Ya Ya!

な 特別展もおもしろいんだけど、
そこの常設展にこそ、その美術館のおもしろさが現れていると思うんです。

先日、行った
県立美術館は
やはり、兵庫県の作家のものをたくさん収集していて
小磯ルームとか
金山ルームとかがありつつも
その時のテーマに沿ってコレクションを展示しています

昨日は 風景画に親しむ
と銘打った展示になってました

おもしろかったのは

風景画(Landscape Paysage)というタイトルがついてるものを集めてるけど
風景を描いてないもの!のコーナー。
こういうのって 学芸員のセンスを感じるな~

窓の描かれた風景画が好きなんだけど
よく考えたら昔の日本には 今でいうところの窓はないわけで
窓が描かれてたら近代の絵ってことですよね・・・

ふむ~
谷崎の「陰翳礼讃」を読んでから
昔の日本の暗さに興味がわいている私。

さて~
個人的には常設展では
京都の近代美術館が好み。
京都の芸術家というよりも職人のすばらしさを楽しめるし
平安神宮の大鳥居を横から見る眺めがサイコーですよね
あと、神戸市立博物館の 昔の居留地の模型
これ、見るたびにワクワクする!!


写真は
県立美術館のカフェで
地ビールの黒をいただいてるとこ